アルミ板金用機械を導入しました！
アルミの凹みを外側から引き出せるアルミ専用のスタッド溶埴機です。
高価なので福岡にはまだ数台しか入ってないと思います。
といいますかアルミ板金塗装がとても難しいので数台しか入ってないのでしょう。

知人からの依頼でアウディのアルミ製のフェンダーとドアの修理をすることになりました。

アルミ板金は大変難しいです。

通常はここまで大きな穴が開いて、ここまで凹みが酷いと新品に取り替えるしか方法はありません。

全国探してもこれほどの損傷を板金修理で受けてくれるところは2〜3件ぐらいではないかと思いますがどうなんでしょう？

なんとかなるという自信はあったのでお受けいたしました。

塗装を一部、剥がしてアルミ専用のスタッド溶埴機でピンを付けて、それを引っ張って出していきます。

さび色の塗装はヤスリを掛けて高さを見るための印みたいなものです。

こんな感じで手動のレバーで少しずつ引いて凹みを直していきます。

かなりアルミ板が伸びているので熱を利用して絞っていきます。

大きな穴はある程度アルミ用のロウ付けしてエポキシ樹脂とグラスファイバーを混ぜて表と裏から補強しました。

事故の損傷は全く分らないぐらいに直りました。

良かった。

フロントドアなどを全部、新品にかえますと、驚くほど高額になります。
しかも、事故車扱いになりますので、不利になります。

アルミ板金塗装ですと、事故車扱いになりませんし、料金的にもかなりお安くなります。

車のアルミ製ボディの板金修理です。

アルミのフロントフェンダーがぼっこりと凹んでいます。

裏から当て板をあてて、表から叩いて粗出しします

塗装を剥がしてさらに丁寧に細かな凹凸をならしていきます。

ヤスリをかけて高い所、低い所を見ていきます。

高い所は絞って、低い所は叩き出します。

アルミ板金が完了しました。

次は塗装に入ります。

アルミだって綺麗に板金できるんですよ。

取り替えるより板金で修理すると、凄く安くなります。

塗装が完了しました。

●その他作業例は「最新情報」をご覧ください。

●アルミ採用車種が分かります。

・日本車アルミ採用車種

・欧州車アルミ採用車種

・北米車アルミ採用車種